「パラレル」に救われる

まさかの2日続けての藤沢だ。
昨日はラジオ「らぶ&MUSIC」最後の金曜日生放送。そして、今日はフルタ丸前回本公演『パラレル』DVDのコメンタリー録り。
清水さんと篠原さんの3人で美談と猥談たっぷりの副音声となった。
『パラレル』実は、僕だけすでに1回見ていたわけだが、3人で改めて見直すというのも面白かった。そもそもコメンタリーでもしない限り、ここまで真剣に見ることもない。
見ながら、あーやっぱりここにあるんだなと思った。
僕のやりたいこと、目指していること、その時のこと、今のこと、これからのこと、劇団のこと、家族のこと、全部が真空パックでもするかのように作品に入っていた。
その時はがむしゃらに作っているから分からない。
けど、こうして時が経ち、客観的に見られるようになると本当によく見渡せた。
これだ、これなんだ。
この実感めいたものは、上手く言葉にできない。
しかし、その感情は僕だけでなく、一緒に見ていた清水さんと篠原さんにもあったと思っている。そう信じたい。


もうじき3月が終わる。
個人的には、非常にモヤモヤする一か月だった。
不調だった。焦燥感もあった。弱気にもなった。
そのへんのことが『パラレル』を見返している内に少しずつ氷解した。


巻き返したい。フルタ丸で。
フルタ丸で勝負をしたいと思う。
『共演NG』の台本を書いている。
5月、ぜひ見てほしい。