身近なSF

今日、横浜に向かっていたとき、
乗っていたJR鉄道から沈む夕陽が見えた。
なんかキレイだったし無駄に感傷的だったので、携帯のカメラを向けた。
その瞬間、逆方向からすごいスピードでJR鉄道がやってきた。
シャッターは押したが、見事に被ってしまったかのように思えた。



ちゃんと写っていた。
左にヌーーーっと見える黒が被ろうとしていた瞬間の鉄道の車体。
ギリギリ大丈夫だったわけだ。
が、よーく見ると、被っているギリギリの所の時空が少し歪んでいる。
色合いがヘンな感じになっている。
そこに日常から一瞬だけズレた時空がある気がした。身近なSF。僕が好きなやつでした。


年が明けて、色々な仕事が少しずつ動き始めた。
どうなるのか分からないが、とにかく目の前に差し出されたものは
全力で美味しく頂きたい。


そして、五月のフルタ丸本公演だ。
本気でやらないと巨大なものに簡単に押しつぶされてしまう。
ペシャンコになりたくないんだ、俺は。
本気でやる。
今一番したいことは、休んだり遊んだりでもなく、
ノートとペンだけを持って喫茶店でボーっとすること。
何か出てくるのか、何も出てこないのか。誰にも分からない。