注射と沖縄そばと手塚治虫

昼間、奥さんと娘が下北沢へ来た。
下北沢の病院でインフルエンザの予防注射を打つために。


3歳にもなると、娘はかなり注意深くなっていて、
「わたし、今日は注射に連れて行かれるのかな?」
を察知する能力が長けてきた。
奥さんと僕の会話の端々に隠語をまぶしても、
警察犬並の嗅覚で「なに?今のなに?」と聞いてくる。
いかに騙して、診察室まで行けるかがポイントだ。


無事に(泣きわめいたらしいので、娘にとっては無事ではない)注射を打ったあと、
事務所にいた自分と合流。
最近よく行く沖縄料理屋で沖縄そばを食う。
今週は、他所でも沖縄そばを食べている。。
たぶん週5くらいで沖縄そばだ。。
さすがに、ちょっと飽きた。
しかし、ちょっとなので、まだまだイケる。
沖縄そば関連の仕事、何かないかな。
大好物なので、誰か下さい。


そういえば、もらった漫画『ブラックジャック創作秘話』を読んだ。
当時の手塚治虫の実態が漫画化されているやつ。
死ぬほど漫画を描いていた本人が、
いつかこうやって漫画化されるなんて思ってもみなかっただろう。
「神様」と呼ばれた手塚治虫が、
メガネを外し、眼で原稿を喰らうようにして
愚直に机にかじり付く描写があった。
そこを読んだとき、
自分ごときが、なんかウダウダ言ってすんません、という気持ちになった。