初演という敵

『ひとりごとターミナル』の台本と1日中にらめっこ。
つまるところ、埼玉公演用に改訂してたわけだけど、難しいね。
どうしても初演の残像が頭をかすむ。
再演っていうのは、初演で得たものすべてが敵とも言えるんだな。


2年前と比べて、メンバーも色んな面でパワーアップした。
そのパワーアップをシンプルにぶつければいいわけで、よくよく考えたら小細工は余計だ。
ま、そんなことを考えてました。
よりシンプルにシンプルに、と呪文のように唱えてたら眠くなってしまった。
案の定、2時間ぐらい寝てしまい自己嫌悪。


ともあれ、
この作品のキャッチコピーはこうだ。


「君がツイッターを使うなら、僕はひとりごとを使うよ。」


自分で言うのもあれだけど、いかにも天邪鬼の僕らしいコピー。
これは2年近くが経った今も健在する感情。
ツイッターフェイスブックも便利だし、僕も使いまくっているけれど、
違和感はどこかにあって、ま、完全に従属的に飼いならされているけれど、
それでもギリギリの所で疑ってはいる。


そんな自分が書かせた作品であることは間違いない。