海で30分間

昨日、ラジオの前に湘南の海に行った。
小田急線で片瀬江ノ島まで行けば、すぐ海だ。
人気の少ない海岸を歩いたのは16時。
水着ギャルはいないし、海の家を解体する外国人労働者の罵声が飛び交っていた。
海面はキラキラと照り輝き、砂は黒かった。
幼児のオムツらしきものが砂浜に落ちていたし、カラスやトンビが何かを狙っていた。
ふくらはぎまで海に浸かりながら移動。
僕には海で遊んだ記憶がない。
小学生の頃に親と行った記憶しかない。
ずっと縁遠い場所だった。
こんな時期の海はいい。
チヤホヤされて華やいだ海の残りカス。
さんざん抱かれた女の微笑。
そんなものに似た寂しさを感じながら歩いた。
およそ30分間のさんぽ。
結局、砂まみれになったサンダルをトイレで洗うのが大変だったよ、という話。


久しぶりのラジオは、すこぶる楽しかった。
公共の電波を使って、神田さんとこうしてラジオができる喜び。
「うつくしい革命」の感想メールもたっくさん頂いた。
多くのリスナーさんがフルタ丸公演を見て下さっている。嬉しいねぇ。
僕はスイッチさえ入れば、話すのが好きだ。
気づいたら1時間終わってました。


来年は番組も10周年。
んー何かイベントしたいねって話してます。