神宮のかぜ

正直、息がつまるような毎日だ。
楽しいことだってある、笑いもする。
けど、それでも息はつまっている。
涙を汗に変えて、汗を涙に変える、錬金術
昨晩は、神宮球場に行った。
中日対ヤクルトの試合が
どうしても観に行きたくなって。
僕は、香川とかマンチェスターユナイテッドよりも
高橋周平(大型ルーキー)とドラゴンズに興味があるのさ。
何回の表だったか忘れたが、
左のバッターボックスに立った周平が
1塁と2塁の間を矢のように抜くライト前のヒットを打った。
それだけで、今日は良かったような気がしたんだ。
試合は3対12でぼろ負けだ。
9回の表、9点差でバッターボックスに立つ選手をずっと見てた。
本当に逆転できると思ってるのかどうか。
フリじゃダメだ。必死にやってるフリはバレる。
愚直に逆転を信じてやってんのかどうか。
そこに興味があった。
残念ながら、情けなかった。
必死は書いて字のごとく、必ず死ぬ、だ。
それに相応するのは、むつかしい。
僕らは死ねないから。
でもなー俺はそうゆうのが観たいんだよ!!!