オマエの時間くれよ

公演が終わって、下北沢での打ち上げを挟んで、朝を迎えたのは昨日のこと。


松屋で朝ごはんを食ってから帰宅すると、
娘が保育園に出かける直前だった。
抱っこしたりして娘の匂いを嗅ぐ。
最近は保育園が好きになって来たらしくウキウキしているように見える。


見送るつもりが、布団に倒れ込みそのまま寝てしまっていた。
2時間の睡眠で起きることになるが、
その睡眠で僕は生活をリセットしようと思ったが、
目が覚めた時もリセットはできていなかった。



『オマエの時間くれよ』



一つの公演が終わった。
ご来場下さった皆さん、本当にありがとうございました!


色々と挑んだ公演でした。


分かりやすい動員数で計るなら、
連日の超満員が続き、フルタ丸の最高記録を更新した。


僕の中では不退転のつもりだった。
ダメならオワリ、という言葉が何度も頭をよぎってました。
作品への熱量や求心力が弱くなれば、僕はもうダメだなと。


でも、それは公演を終えた今も変わっていない。


ダメなら終わった方がいい。
ダメなら終わらなきゃならない。


そして、その地点から今を振り返った時に、まだまだ出来ることがあるんじゃないかってこと。


「もうこれ以上はできなかった」
「やりようがなかった」


ちゃんとそう言えるのかってことを自分に問い続けたい。これからも。(うわー俺、真面目だな)


首の皮1枚つながったな。
実際、僕の中ではまだまだそんな感覚。


事務所に戻ると、僕のデスク上に
コレが置いてあった。



誰が書いて置いたのか分からない。
下北沢の神様か。


次回は
8月31日〜9月9日 @「劇」小劇場
夢のロングラン。


フルタ丸は一体どうなってしまうのか。
たどることになる運命含め、僕は楽しみで仕方がない。