リアルこそが日常

リアルこそが日常であり人生。
悔しいことや恥をかくこと、ひっくるめて全部がリアル。
カッコイイだけではいられない。
簡単に言えば、ダサさ。
僕はそのダサさというリアルの真っただ中にいることを痛感しています。
ダサくはなりたくないけどダサい。
そのダサさから抜け出せない。
抜け出そうともがいている様さえもダサい。
そんなんだと思います。


先日、用事があり、明大前の近くを通りかかりました。
久しぶりにあの店で昼飯を食おうと思った。
あの店とはすずらん通りにある「相州屋」。
たまーに、思い出したかのようにここで飯を食う。
学生街特有の定食屋で値段は安い。
ここに来ると、わき目もふらずに「スタミナ定食」を注文する。
大学でフルタ丸をやっていたころ、稽古終わりによくココへ来た。
あの頃と変わらない店があり、あの頃と同じ物を食べる。
別にノスタルジーに浸りたいわけじゃない。
あの時の延長線上に今があって、
あの時から今を誤魔化してやいないかって確認したいのだ。
正直、スタミナ定食はあんまり美味しいと思えなくなっていた。
味は変わってないはずだ。味噌汁もタクワンも同じ。
僕が少し変わっただけだ。


今夜も18時から稽古。
30歳になったが、あの頃とまったく同じことをしている。