出身校でもないのに

甲子園3日目が終わった。
岐阜県の代表校「関商工」が登場した。
関商工」とは、僕の通っていた「関高校」の一番近くにあった高校だった。
中学時代の多くの友人たちも通っていたし、実は父親の出身高校でもある。


仕事などしている場合ではないので、
リビングに腰を降ろし、ツイッターをチェックしながら観ていた。
すると、高校時代の友人たちも皆、試合を観ながらツイッターでつぶやき観戦。
みんな、自分の出身校でもないのに、地元を代表して闘う球児達に感情移入していた。
それが妙に嬉しくて、ツイッターをやっていて初めて良かったと思えた瞬間だった。
文明のサービス性に、気持ちが追いついた瞬間だった。


試合は、大接戦の末、負けた。
延長13回までもつれこんだのだ。
「惜敗」という言葉がピッタリくる試合展開。
毎年、岐阜県の代表校は淡白な試合をして、あっさり負けることが多かったが、
今年の関商工は甲子園を盛り上げてくれた。
だから、今夜の熱闘甲子園が楽しみで仕方がないんだ。


そんなことってあるかい?
そうそうないぜ。