田舎の真夜中

今朝、弟と車で帰省した。


母方の祖父の通夜があり、およそ一週間前に顔を合わせたばかりの親戚の皆さんと再び顔を合わせた。


昔読んだ、伊坂幸太郎の小説だったかに「人間の人生は要約できない」というフレーズがあったのを思い出した。というか、最近はそれについてよく考える。


簡単に要約できる人生などない。誰にとっても、全ての1日、その人が生きた日々、すべてが平等に同じ分だけ流れている。たとえ毎日が判で押したように同じ日々を過ごした人であっても。それは誰にも要約などできない。すべてに同じ価値がある。


さっき仮眠を取って、仕事している。
諸々の仕事が終わる気配がまるでない。
そんなこんなで、もうすぐ夜明けだ。
田舎の夜明けはブルー。
空気もひんやりと冷たい。


今日の告別式は、晴天になるといいなぁ。