祖父の容態

朝、母からの電話にて
祖父が入院したことを聞いた。


東京に来て10年。
ずっとどこかで、こんな日が来てしまう怖さは常にあった。
無事に退院してほしい。
そう思い、仕事に出かけたり台本を書いていたが、
夜の事務所にて、週末に帰省することを決めた。


稽古も来週から始まる。
台本も書いている。
仕事も立て込んでいる。
バタバタしている。


しかし、帰ろうと思った。


また娘を祖父に会わせたい。