ありがとうございました２０１０年
夜は書けないと思うんで、今年最後の日記を書く。
ただいま、朝4時。
大晦日。
もう再三書いてることかもしれない。
僕は自分の29歳に掛けようと思っていました。
根拠はあんまりないけど、自分の人生を見つめた時に要になってくる年だとは思っていた。
そのタイミングがたまたま重なって、現に2月に結婚をして、8月には娘が生まれた。
私生活でも、まちがいなく人生における大きな動きがあった。
とくに娘の誕生は僕にとって大きかった。
僕のやりたいことなんて実はどーでもよくて、娘がちゃんと生きていくために僕は自分の生活もやっていることも全部変えたろうかなと思った晩もあった。
生まれたばかりの娘の心臓が良くなかったのもある。
この時は病院で泣いた。
あの病室、なんか暗かったな。
たぶん、奥さんに見せた最初の涙。
まーその後、娘の心臓の経過は良好になって、医者からも「もう大丈夫でしょうな〜」とお墨付きをもらえたから一安心している。
娘も元気に暴れまわっているので、このまま「なんともない心臓」になってほしいと願っている。
あの時、全部変えたろうかなと思った一方で、こうも思った。
有り体に言えば、娘に見せたい父としての姿は何だろうかということで。
そこで、また覚悟が決まり、腹が据わった感じだ。
だから、8月ぐらいから、
そうだな、フルタ丸の公演で言えば第15回公演の「バラシて終わりと思うなよ」が終わった後ぐらいから、僕は真剣になった。
それまでを否定するつもりもないし、それが僕の人生だったのも確かだけど、
それでも演劇に取り組む意識はおそらく変わっていった。
真剣の意味合いが変わった。
第15回公演に自分が出演しなかったのも転機でした。
一度出ないでフルタ丸の芝居を外から見続けた経験は本当に良かった。
これはお世話になっているHさんの助言が大きかった。とても感謝。
書く仕事も8月から増えてきた。
色んなものが重なり忙しすぎて回らなくなるようなときがあって、一つの仕事を投げ出し気味に降りてしまった。
この時は本当に申し訳なくて、リアルにうつ状態になった。
決めている自分の流儀として「来た仕事は一切断らない。そして、締め切り前に必ず提出する。」があるけど、
これを守れなかったことで相当に凹んだ。
その後、その仕事先からもう話は来ないだろうなと思ったが、また仕事の話が来た時は驚いた。
書き仕事に関して、大きな忠告と人生訓を学んだ。これも感謝。
書く仕事がらみで、他の劇団の方ともお話する機会も急増した。
芝居もやたらと観るようになった。あれもこれもと観たい芝居が増えた。
大学2年の時、僕は演劇が好きになり、「劇団つくろう」と思って、たっくさん演劇を見ていた。
その時に戻ったような気分だった。
もう一度演劇が好きになり、もう一度「これしかねぇな」と青臭く思うようになった。
映画とか漫画よりも、今は演劇がおもしろいと思っている。
まだまだあるけど、書いてたらキリがない。
とにかく
僕のそんな29歳も7カ月目が終わろうとしていて、年が明けたらあと5カ月になる。
もっと勝負に出なければなと思う。
もう準備期間というか助走期間は2010年でおしまい。
ここからは実践であり戦場。
準備が足らなかったり、実力不足でも、銃撃で撃たれまくったとしても、
戦場にドンドン出なければ話にならない。
身の丈なんて考えている場合じゃない。
戦場で撃たれまくりながら覚えることもあるだろうし。
2011年は具体的に目標がある。
映像の書く仕事がやりたい。
ずっと憧れているけど、まだやったことのない分野。
あ、数年前に一度あったか。
でも、メイン作家ではなかったから、脚本は書かせてもらえなかった。
だから、まだ童貞。
童貞は童貞なりに闘う所存だ。
フルタ丸の活動も、決まっている。
今のところ、公演自体は年３回を予定している。
その他にも、エクストラ的に増える公演があるかもしれないが、
それは決まればお伝えしたい。
全部楽しみにして下さい。きっと面白いはずです。
あとは何だろう。
そうだ、家族。
１月の中旬頃、実家に少しだけ帰省できそうで、僕にとってのおじいちゃんとおばあちゃんに娘を見せる。
娘にとっては、ひいおじいちゃんでありおばあちゃん。
これが楽しみなんだよなぁ。
これを楽しみだと思うようになったんだなぁ、僕も。
という決意表明でした。
だらだらと脈絡を考えずに書いてきましたが、
そんな感じです。
もうじき、東京ビックサイトへコミケ仕事に向かいます。
大海原で人の波にのまれてサーフィンしてきます。
そのまま、夜は藤沢で「らぶ＆MUSIC」の生放送ですよ。
夜９時から。
大晦日に生放送ってことで、らぶ＆MUSIC一同、いくぶん興奮気味ですが。
そのまんま、年をまたぐカウントダウン番組にも出ることになりました。
それが夜１時までか。
その時、もう目とか血走っているかもしれないけど。
もしくはすげぇ眠いか。
ま、予測不能です。
では、皆さん、良いお年を！
