口コミ

下北沢で一番おいしいカレーの店を見つけた。
厳密には1位であることを確信した。
毎日そのカレーのことを考えていると言っても過言ではない。
なぜなら、店主が気まぐれかつ、儲かっていないっぽいお店なので、しょっちゅう閉まっているからだ。
行ってもやってない、その繰り返し。
このいつ営業しているか分からないというギャンブル感が、食欲を刺激する。
もうこんなこと書いてる口の中は唾が出まくっている。


「アルトトカレー」


という店である。
最近、メンバーに、下北沢に来る人に、会う人ほとんどに「あそこのカレーはホントにうまい」と言い続けている。
半ば強引に店の場所も教えている。
僕が声をかけ続け、みんながそのお店に行ったら、めちゃくちゃ繁盛する可能性がある。
アルトトカレーからは1円も貰っていない。勝手に広告塔になっているつもりでいる。
だって本当に美味いから。


「あ、口コミってこうゆうことか…」


実体験を持って理解した。
口コミには責任が伴う。
なぜなら己の立場を明らかにして薦めているわけだから。
立場を明らかにするという潔さに「ならば信じてみようかな」という信頼性が生まれる。
だから、口コミは強い。


演劇も口コミがある。
フルタ丸を誰かに薦めることがやぶさかではない方は、口コミをよろしくお願いしたい。
こちらのサイトの「観たい!」に口コミコメントを、ぜひにと願う。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=24371


宣伝はこのヘンで。


そう言えば、昨日は娘のお宮参りだった。
横浜へ行った。
実家から親父と母ちゃんも来て、神社行ったり、写真撮ったり、飯食ったりした。
娘は大方、寝ていた。
もしくは泣いていた。
なんのこっちゃ何にも分かっていないだろう。
大人になっても絶対に憶えていない1日だろう。
あれは、親父とか母ちゃんのためにある行事かもしれない。
孫というのは、たいそう可愛いらしい。