誰かが何か言っていた曲

持っている曲、i-podに入っている曲、たくさんあるが、
誰かが何か言っていた曲っていうのは、そのエピソード、言われたタイミング含め、驚くほど鮮明に色々と覚えている。
今夜の帰り道、マウンテンバイクこぎながら聴いていた「くるり」。
もちろん、ある。


くるり」の「ワンダーフォーゲル」を聴く度に、大学のクラスメイトでありフルタ丸でもあったHさんとMさんのことを思い出す。
確か「これは私たちのテーマソング」的なことを言われたことがあって、
それ以来、僕の中での「ワンダーフォーゲル」は「くるり」のソレではなく、HさんとMさんのテーマソングだという印象の方が勝っている。
歌詞を聴いても、2人の顔しか浮かんでこない。でも、それが妙に歌詞とリンクしておりイイ感じだったりする。


続いて「くるり」の「東京」。これは、確か、Dという後輩が「フルタさん、銀杏BOYZの東京もいいすけど、くるりの東京はやばいっす」と言っていたのをはっきりと覚えている。聴いたとき、やばいと思った。イイ曲だ。調べたら、5分ぐらいでメロディとおおよその詞が完成したらしい。が、やはり「大作(D)がイイと言ったから聞いた」というイメージがいつまでもある。そっちの印象が勝っている。
三村大作(D)は、ついでに「くるりにはロックンロールって曲もあるんすけど、あれは俺っす」みたいな、もはやテーマソングという意味を超越したようなアピールをされたことも忘れてない。くるりの東京とロックンロールは、聴く度にやはりDのことを思い出すことになる。それも不思議とぴったり合っていて、悪くない。


こんなのがたくさんあるわけ。
くるりは特に多いのかもしれない。


明日は両親が娘の顔を見にはるばる東京に来るそうだ。