面白いと思う
今日の稽古で通し稽古をじっくりと観ていた。
面白いと思った。
改定を繰り返して来た台本も、ようやく時間的にも収まるべき所に収まった気がする。
どれだけ葛藤していようが、ブライド云々とか、作る姿勢とか、そんなこと言おうが、
完成した芝居がつまらなかったら、ただそれだけのことだ。
10億円掛けて面白いものを作ったら、10億かければ誰だって面白いものができるに決まってると批判するなんてバカだ。
10億掛けられる芝居をやれている人間が、すでに才能なのだから。たとえ家が金持ちでも、それはそれで十分な才能だと思う。
お客さんにとっては、完成したモノが全て。
明日からも第一にそれを考えて、そのために何をしたらいいのかをさらに考えて、とにかく色々と考えてやっていこう。
今日は上演する「劇」小劇場に下見に行ったが、階段を上る時に匂った劇場特有の香りが嬉しかった。
いつかこんな匂いのある劇場で公演を打ちたいと思っていたから。
小屋入りが待ち遠しい。