ウディ・アレンの夢と犯罪

ジョンが2歳になった。そのせいか、最近ふてぶてしくなっている。
犬の2歳は人間の28歳ぐらいらしいので、僕とタメなことが判明した。なんとなく嬉しい。


朝一で恵比寿へ映画を観に行く。
計画的に行こうと思っていた。
水曜日なので1000円だからね。


ウディ・アレンの夢と犯罪』


公開されて1カ月ぐらい過ぎてしまっていたが、なんとか上映が終わる前に観ることができた。
ウディ・アレンのロンドン3部作の最後を飾る作品だ。
コメディではなく悲劇。
ウディの悲劇映画の中で一番好きかもしれない。
御年74歳のジジイ、本当に凄いと思う。
あたりまえだけど、いつだって前を走られていて、その差は永遠に埋めることができない。
負けないように自分の作品を作り続けることでしたウディには顔向けない。
悲劇なのに元気をもらって帰って来た。


事務所へ帰る途中、アメトーークを借りる。
前からずっと見たかった「中学時代イケてない芸人」の回。
なんとか賞というテレビの賞に輝いた回でもある。
その理由を噛みしめながら見た。
トークをした最後、中学時代にイケてなかった芸人たちが、
中学時代の自分自身に向けてメッセージを残すというシーンがあるんだけど、そこがすごくいい。そこだけ2回繰り返してみた。
芸人だからもちろん笑いを取るわけだけど、その中にも中学時代のどうしようもなかった自分へのメッセージがあって、
それは、そのまんま今を生きるどうしようもない中学生たちへの計り知れない優しいメッセージにもなっていた。
笑いに包んでこうゆうことができるってイチバン好きな表現方法です。


ってことで、深夜のファミレスへ行って来る。