サライ

そういえば、昨日久しぶりにテレビから流れてくる『サライ』を聴いた。
泣かせる歌詞だ。
皮肉なことに年を取れば取るほどそう感じるものがある。
この曲さえ最後に流れれば、僕はそれでOKだ。
誰もマラソンを走らなくても泣ける。
この曲さえ、延々リピートで24時間流してくれても泣ける。
情熱大陸』に流れるあの曲も同じだ。
クリスマス時期の山下達郎『クリスマスイブ』もね。
いわゆる鉄板ソング。
毎年、誰かがそれを必要としたくなるような曲。
これはかなりスゴイ現象だ。
演劇にもあるのか。
同じものがいつも求められるみたいな。
シェイクスピアとかそうゆうことなのか。
よく知らんけどさ。
もしもそんなものが一つでも創ることができたのなら、
それは相当幸せなことだ。

昨晩は確か「加山雄三」しか歌っていなかった。
画面の中に谷村さんの姿を確認できず。僕の目には。
僕の目が節穴だった可能性もあるので、どこかにいたのかもしれないけど。
でも、確かにいなかった。
非常に残念。
2人そろってサライなのになぁ。