夏が終わった
もうすぐ夜が明ける。
さっき、スラムダンクを読み終えた。
湘北の夏が終わった。と同時に、俺の夏も終わった。的な喪失感の現在。
なんともやり場がない。だから、こうして日記を書くしかない。
十何年ぶりに読み返したスラムダンク。
憶えてたところもあれば、忘れてたところもあった。
小学校の頃、スラムダンクに憧れた僕は、中学のバスケ部に入った。
3年間、バスケをやってた。
補欠だったけれど。
練習は頑張っていた気がする。
あの選択は、あの3年間は正しかったんだ。
今更、28歳になってそんな気持ちになれた。
当時も読んで感動したんだろうけど、今読み返して感動するポイントは変わったかもしれない。
ゴリが高校1年生のころから「目標は全国制覇です」と言い続けたこと、桜木花道が「俺は天才バスケットマンだ」と言い続けたこと。
その姿に僕は猛烈に感動していた。
言い続けるというその姿勢に。
31巻のラスト。僕はサイコーの終わり方だと思う。スラムダンクに続編なんか要らない。
やばい、久しぶりにバスケがやりたくなっている。
とにかくバッシュが欲しい。どこに行けば買えるのか。