火事の夜空に

数時間前に打ち上げから帰ってきた。
むろん『火事と火曜日』の打ち上げ。
皆さん、ご来場下さってありがとうでした。
メンバーやスタッフの皆にも、いつもながらに感謝してる。
ありがとう。


さっき、眠かったので寝てみた。
けど、緊張状態が続いているのか、3時間ぐらいの浅い睡眠で目が覚めてしまった。
よく分からないのだが、今、腰が猛烈に痛い。
なぜだ。
すげぇ痛い。
3時間の睡眠を経て痛くなった。
僕に何が起きたのか…。


もちろん、もう本番はない。
終わったのだ。


昨日は、下北沢を歩けば、色んな店から忌野清志郎が流れていた。
僕らの劇場も例外でない。彼のナンバーを聴きながら準備運動とかしてた。
昼間も夜も深夜も打ち上げ会場でも、どの店からも忌野清志郎が。
『雨上がりの夜空に』を何回聴いたかわからない。
僕はその現象を目の当たりにして、何度も泣きたくなった。
みんなが彼の歌を聞くことで弔っている。
その「ただ聴く」という弔われ方が、ミュージシャンとして生きた人間の最後としてステキ過ぎるように思えた。
とても優しい感じがした。
再生ボタンを押せば生き返る。何度も生き返る。そこに彼がいる。死んでない。いつでも取り出せるところに彼の音楽をおいておく。部屋に、心の中に。
『火事と火曜日』が誰かのそうゆうものになれたとしたら僕は嬉しい。フルタ丸を創って来て、毎回願うことはそれしかない。



明日からあるネットラジオの構成の仕事が始まる。
人気声優Tさんの番組。お仕事の話は頂いていたが、先日の公演期間中、急に始まることが決まった。
すでに明日が収録だ。休んでる場合ではない。チカラを込めて取り掛かりたい。



あ、打ち上げで分かった衝撃の事実を一つ書いておこう。
メンバーの篠原友紀とスタッフのタナカソウが、全く同い年で全く同じ誕生日で同じ時間帯に生まれていたという事実が発覚した。

2人は相当興奮していた。
付き合い出すんじゃないかと心配になった。