アイドルのブログ

我がニッポンにブログ時代が到来してしばらく経つ。
日々、週刊誌を立ち読みすれば、その数と比例するカタチで否応なくグラビアアイドルの名前と体を覚えてしまう。
そう、グラビアは受動的にやってくるのだ。
すると、どうなるか。
パソコンで、そのグラビアアイドルの名前を検索してみることになる。
話は、ここからだ。
だいたい、グラビアアイドルたちはブログをやっていることに気付く。
事務所の方針か、それともブログがやりたいお年頃なのか。
僕は、「とりあえず」という気持ちで「お気に入りに追加」をクリックする。
すると、アイドルブログがどんどん増えていく。
はっきり言って大変になってきた。
チェックすべきブログが増えるというのは、それに掛かる時間も倍々ゲームで増えていくから。

そして、ここがイチバン重要なのだが、そんなブログたちはどれもが「とてつもなくつまらない」という点だ。
分かってきたことをいくつか発表する。
なぜかみんな「食べたスイーツ」を写真付きで載せたがる傾向があり、家族を大切にしているエピソードがあり、たまにセルフフォトの写真を載せたりする。
あとは、そのエンドレス。
終わらない旅路。
ノーカタルシス


コメント欄に書き込むファンたちにも傾向はある。
エロイ発言をしたいが、ぐっと我慢してそのアイドルを気遣う当たり障りのないメッセージを残していく。主に体調を気遣うお父さんのような目線に終始する。いや、終始しようと努めている。みんな、足長おじさんみたいだ。否定はしないが、コメントを読んでいると無性にモヤモヤした気持ちになる。けど、読む。なぜなんだ。なぜ読むんだろう。




そんな感じだ。