コントライブの魔物

三鷹の劇場で、ガバメント・オブ・ドックスという集団による『Refresh』というコントライブを観た。
12月にやるフルタ丸コントライブの参考も兼ねて行ったわけだが、コントライブの難しさを知って帰ってくることになった。

「コントライブって、難しいねぇ」

劇場を出て、三鷹駅に戻るまでの間、延々と頭の中をめぐっていた命題だ。
芸人さんが、テレビで一本だけ披露してハケていく「コント」ともちょっと違う。
コントライブだから、いくつもコントをやるわけだ。
その連続性が難しい要因。
そして、演技力や人物造詣よりもコントを演じている人間にそもそもの魅力がなければ、観続けるのはしんどい。
演劇とコントはぜんぜん違う。

とにかく、コントライブには魔物がたくさん潜んでいる。
全くもって油断できない。
当初、僕は軽い気持ちでコントライブを企画したが、もうそんな軽さは消えている。

ってことで、12月13日（土）フルタ丸第一回コントライブ『ぼくのために泣いてくれ』をよろしくお願いします。