公演名は略される

ガイライ魚の稽古と平行して『あたらしく別館をつくろう!』の公演DVDの製作も進行している。次回公演の受付でお求め頂けるように、なんとか間に合わせたいと思っている。どうかお楽しみに。


その過程で色んな人と連絡を取っているのだが、『あたらしく別館をつくろう!』というタイトルを略して、『別館』と呼んでいることに気付いた。確かに、長いタイトルだ。いちいちフルネームだと大変。本来、僕は略すのが嫌いで、略されたくないと常に思っている。「フルタ丸」という劇団名も、略す人はいないし、略しようがない。「略されてたまるか」これが、いつも僕の中にあるはずだ。


イイ機会なので、フルタ丸のこれまでの公演を、その後振り返ったり、メンバー内でどう呼んでいるのかをここに記したいと思う。


第一回公演『おおまちがい。』→そのまま
第二回公演『給食委員長ダメッ!』→『給食』
第三回公演『広末が、俺に。』→『広末』
第四回公演『鹿を洗え』→『鹿』
第五回公演『六本木大学』→そのまま
第六回公演『世界鉄道』→そのまま
第七回公演『まぼぐま』→そのまま
第八回公演『神忘町』→そのまま
第九回公演『カプセルホテル』→そのまま
第十回公演『催眠術』→そのまま
第十一回公演『あたらしく別館をつくろう!』→『別館』


驚いた。
けっこう略してる(笑)
中でも、4文字しかない『鹿を洗え』という公演タイトルは、『鹿』と呼ばれているのだ。
メンバーらの使用例としては「鹿の時さー」みたいな感じである。



10年後、『ガイライ魚』が『魚』とは略されていないことを祈って。