清原の引退

そう言えば、清原が引退したね。

今日、下北沢のそば屋で流れていたTBSラジオからは、しきりにそのニュースが流れていた。
僕も昨晩、テレビのニュースで見た。
晩年の清原はなんだか好きになれなかった。おそらくマッチョな体で色黒になってしまったからだ。耳にでっかいダイヤを埋めているのを見た時も嫌な気分になった。かと言って、西部ライオンズ時代の彼のことをちゃんと知っているかと言えばそうでもない。しかし、漫画『かっ飛ばせ清原くん』のことならよく知っている。あれは夢中になって読んでいた。桑田がすげぇ意地悪なキャラクターとして描かれていたこと、そして、野茂がほとんど牛として描かれていたこと。プロ野球のギャグ漫画。斬新だった。あ、3人とも今年引退しちゃったんだなぁ。

あの漫画の作者が誰なのかは知らないが、「清原」というキャラクターだけで漫画を書いてしまった。これは、きっと「書けてしまった」とも言い換えられるのかもしれない。そんな強烈なキャラクター、やはり、今の日本野球界にはいないのだ。そうか、すごいな。

そんな清原のことを考えながら、『ガイライ魚』のもろもろをやったり、『ぼくのために泣いてくれ』の台本を書いたり。しかし、どちらも納得のいく進展はなかった。また明日だ。