Tシャツ、僕だけ

昨日、千葉に行った時も薄々感じてはいたが、どうやら寒い。
しかし、僕は短パンとTシャツで過ごしていた。今日もその服装で家を出たが、駅のホームで気付いた。そこは電車を待つ人たちで溢れていたが、どこを見渡しても、Tシャツを着ているのが僕だけであった。みんな、長袖と長ズボンだ。中には首にマフラーを巻いているような人もいた。なんとなく恥ずかしさを覚えたが、僕にとってはまだ暑い。電車に乗り、同じくTシャツの残党組を見つけると、僕同様に太った人たち。なんか一緒に飲みに行きたくなった。



そうだ。2週間前に買ったパソコンのマウスが壊れた。
昨晩のことだった。旅から帰り、事務所で仕事したりしていたらマウスのポインターっていうんですか、あの→みたいなヤツがピクリとも動かなくなったのだ。


…こ、壊れた。


パソコンを再起動してみても、マウスを振ってみてもダメだ。全く動こうとしない。
まさかマウスが壊れるとは思っていなくて、付いていた保証書の類も全て捨ててしまっていた。


今朝、それを持って新宿のビックカメラへ向った。
しかし、僕はこうゆう時、わりと得意だ。
勝算はあった。
「保証書などないが、とにかく買ったばかりのマウスが壊れて大変だ。新しいやつに変えてもらえるまでテコでも動かない。もちろん、1円も払いたくないぜ作戦」
これを入念に頭の中でシュミレーション。

「…めんどくさい客が来た。ワーワー言っているから、しょうがない。今回だけは特別に新しいマウスをあげよう」そんなふうに持っていくという作戦だ。

僕はこの「人間として心が狭い」方法論で、これまでもなんとかしてきた。


そして、やはり、今回もなんとかなった。