雨と花火とフルタ丸

朝から雨がしとしと降るヘンな天気であった。行っては返す津波のように辛抱強く降り続けた。
されど、わが町、狛江に集まってくるフルタ丸の面々。
そんな僕らの気持ちを知ってか知らずか、小雨の降る中、調布市花火大会は見事に開催された。
おそらく今日が引退となるはずだった花火師(70歳ぐらい)が現場にいたのではと思った。
「なぁ、お前ら、オヤジのために、今日やるしかねぇんだよ!」と、若い花火師たちが熱っぽくなったとしか考えられない。それぐらい雨が降っていた。

雨雲で花火が隠れてしまうこともあったが、この夏の花火を堪能することができた。
気温は低く「納涼」という言葉にぴったりの花火大会であった。



花火を見上げた多摩川の河原から場所を移し、駅前の居酒屋「新撰組」へ。

先日、30歳を迎えた川瀬。なんかヘンな柄シャツを着ていて腹が立った(笑)

狛江でフルタ丸のメンバーやスタッフが集うというのは、滅多にないこと。僕はそれだけでも何か特別な気がしていた。
WEB管理をしてくれているくみちゃんと喋っていた時だったか、くみちゃんがアイドルグループの「嵐」にハマっていると聞いて、僕にはそうゆうのないなーと思っていたら、「フルタ君にとってのフルタ丸みたいなものだよ」と言われて、僕はなんか救われたような気がした。僕に趣味はない。うん、これといったものは何もない。つまるところ、ふだんフルタ丸のことを考えていて、それが僕の趣味になっている。考えることは膨大にあり、いつまでもしゃぶっていられるスルメのように、なかなか攻略できないドラゴンクエストのように、それはそこに確実に横たわっているのだ。メンバーやスタッフにはいつも感謝している。彼らがいなきゃフルタ丸なんてちっとも面白くないのだ。僕一人では何にも楽しくないんだよ。

なかなか帰らず、狛江駅をうろつく面々。


今日は酔っ払った。