美濃和紙靴下

祖父の七回忌で帰省。
一カ月前、友人の結婚式で帰ったばかりだったが、今回はもう一つ目的があった。買って帰ろうと心に決めていたものがある。
半年前、地元で買って履くようになった美濃和紙靴下だ。
故郷の伝統産業、美濃和紙を繊維に使った靴下。
良いと噂には聞いていたが、噂をあまり信じない性質の僕は聞き逃していた。しかし、ついに好奇心に押し切られ、購入。これを履いてからというもの、履いてしまったが最後、他の靴下を履くのが嫌になってしまった。
快適過ぎるのだ。
色んな種類が出ている。

僕が子供の頃、美濃和紙をこんなふうに使うアイデアを誰も持っていなかった。少なくとも僕は知らなかった。思考と技術、まだまだ色んなことができる。面白いものがある。