2つの朗報

今年1月、惜しまれつつ閉店した下北沢のたこ焼「大阪屋」が下北沢に戻ってきた。こんなに嬉しいことってあるのかね?ねぇ?いや、ないよ。僕は全ての食べ物の中でたこ焼きが一番好きで、下北沢で食べられるたこ焼きの王様は間違いなく大阪屋だった。ということは、東京で一番好きなたこ焼き屋ということになる。そんなお店が忽然と下北沢から消えた。あれから喪失感を抱えたまま、およそ1年。
何回も頭を過ぎった。
「ああ、大阪屋のたこ焼きが食べたい…」
そんなうわ言が現実になったのか、下北沢に大阪屋が戻ってきた。
一週間前にオープンしていた。店の場所も、外装も変わったが、あの看板とたこ焼きは全く同じ。店に立つおじさんとおばさんの変わらぬ接客に安堵。止まっていた時間が動き出した。


昼過ぎから、下北沢の風知空知で行われた第5回QSCの結果発表に参加。ノミネートして頂いていた劇団フルタ丸「一番デンジャラスな街角で」が、株式会社レプロエンタテイメント様の「浅草九劇賞」を受賞。2017年3月にオープンする新劇場の浅草九劇での上演権、とても楽しみ。フルタ丸、浅草進出。


たこ焼と受賞で、概ね嬉しいテンションで事務所に戻ったが、明日は「おはようインコさん」の稽古最終日。一気に現実に引き戻される。しかも、事務所がクソ寒い。駅前のマクドナルドで、LEVELS終わりの向井さんと照明の打ち合わせ。いや、関係ないこともいっぱい話したか。気付いたら終電。