電車との距離感

ここ数日、雨が降り続けている。電車で仕事場へ行くことが増えて来た。
当たり前だけど、行きも帰りも時間を自分の都合で選べない。電車には時刻表がある。
自転車なら自分が帰りたいと思い立った瞬間から、すぐ「帰宅」に向かって100パーセントで力を出せる。目的をまっとうできる。臨める。無駄な時間がない。
けど、電車は無駄な時間がいっぱいある。待ち時間。
昔はもっと待ち時間の使い方が上手かった、待ち時間に対して前のめりだった。待ち時間に対して創造的であれた。
今は下手になってしまった。もう、ただただ何もしない時間が流れている。電車に乗っている間も、何もしてない。無だ。何を考えるでもなく、電車に乗っているのではなく、誰かに乗せられて運ばれてる荷物にでもなったような感覚さえある。
だから、嫌なんだよう、電車。
そんな電車で、大嫌いな町へ行き、カレーを食べた。火星カレーという店で、色んな肉を食べられるカレー屋。鹿カレーを食ったが、カンガルーカレーもある。カンガルーの肉、想像できない。


生産体制が整った。
助走期間もおしまい。
作るぞ。