再始動の夜に考えていたこと

仕事をしながら岐阜公演のことが頭から離れない。
考える。
岐阜で、地元で、演劇をやる意味について。
もうそれは、ずっと考えているんだけど。
興行として成功させるために行くわけじゃない。
自分の演劇活動をひけらかすために行くわけじゃない。
そんなことはどうでもいい。
帰って来ましたぜ、という凱旋公演の冠も要らないのかもしれない。
演劇を選び、その演劇を続け、今に至り、故郷で演劇をやる。
シンプルに言えばそういうことで、観に来てくれるお客さんのことだけを考えたい。
楽しんでほしい。
演劇を楽しんでほしい。
どう考えてもそれだけだ。
そのために何をすべきか。
正義はオモシロにある。
悪は建前と利権にある。
オモシロだけがすべてをひっくり返せる。
ひっくり返したい。


夜は、岐阜公演に向けての稽古。
色々と変えないとダメなところもある。
今日は、岐阜は岐阜の形を改めて探った。
稽古、あんまり余裕はない。
決められた日数の中で「ビッグマウス症候群」をさらに進化させたい。