優しさしかない

昨晩、制作の和田(大学からの後輩)と劇場帰りに
焼き鳥を食べに行った。
色々話してる流れで、和田が熱くglobeについて語りだした。


「フルタさん、名曲があるんで、聴いてください」


そう言われたのがこの曲だった。



教えてもらった後から、すでに何回も聴いてる。
KEIKOが歌い、小室がピアノという非常にシンプルな演奏が優しい。
とくに歌詞。小室の歌詞。
一時、時代の寵児になった小室が、
こんな感覚と視点を持っていたことがうれしい。そして、やはり優しいんだな。


僕らを最後に包むのは優しさしかない。


僕は分かりやすく人に優しくするのが苦手で、なんか上手くできない。
もっとできたらいいな、とかたまに思ったりするけど、やっぱり上手くいかない。
素直じゃないんだね、きっと。


でも、演劇の中だけでは素直になれる。
作品の中でなら、自分を解放できる。


さて、一か月以上仕込んできた「パラレル」が初日を迎える。


劇場にお越し下さる方、夜には雨が上がるようです。