新作しかない
9月11日の特別公演まで一カ月を切った。
今回はもともと短期間の稽古で臨むことに決めていたので、ぜんぜん想定内だ。
怠け者の短期間ではなく、挑戦の短期間。
稽古は来週からで、台本はまだ書いている。
演劇の世界に「新作」という言葉があるのは「旧作」もあるからだ。
いわゆる再演ってやつだ。
結構多い。
フルタ丸ではやったことがない。
かつてやった台本を、再び稽古場で稽古するというイメージが湧かない。
フルタ丸のコント「接待刑事」というものに限っては、3回くらい色んな所で上演しているので
その都度、台本を引っ張り出しては稽古をやったけれど、短いコントと長い公演は違うだろうと思う。
やっぱり稽古場のイメージということになる。
なんとなくの答えが分かっている稽古場より、未知なモノを手探りで進める稽古場の方がアドベンチャーだから。
困っていたいからだ。
3月にそれなりにたっぷり稽古をしていた前作はもう旧作になってしまった。
上演一度もしてないのに旧作だ。
「素人のスペクタクル」を書き直している本当の理由は、そんなことだったりする。
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