ふつうの朝ラーメン

徳島でのイベント「マチアソビ」が終了したのが19時ぐらいだった。
陽がすっかり落ちたと同時に、僕の体力は全開まで疲れ果てていた。
ほとほとに疲れてしまったようだ。
こうして、3日間の祭りが終わった。

そこから片づけを済ませて車は名古屋へ向かってゆく。
今回は終わった日のうちに、名古屋へ移動するという強行スケジュールだ。
4台の車に分乗したスタッフや演者さんが一路、高速道路に突っ込んでいく。
案の定、帰りもゴールデンウィークの渋滞につかまる。
飛んで火に入って行った夏の虫、か。
虎穴に入らずんば虎児を得ず、か。
いづれにせよ、もはや下ネタしかおもしろくないというトランス状態が続いた。
急になんだよと思うかもしれないが、疲れていると下ネタしか言わなくなるんですね、人間ってやつは。
昨日と一昨日の打ち上げも車内も。下ネタしかしゃべってない。しかし、どうしようもない。


さっき、みなさんとホテル近くでラーメンを食べた。
ふつうのラーメン。
名店でもなんでもない、塩も醤油も味噌もとんこつも用意してしまうラーメン屋だ。
でも、もうすぐ夜が明ける時に食うラーメンはこんな普通のやつこそがぴったりなのではないかと思ったり思わなかったりした。

ゴールデンウィークが逃げるように去っていく。もはや追いつけない。明日はちゃんと家に帰ろう。