そうゆうものに私はなりたい

走る原付。
下北沢に入る手前の淡島通りで、あの人が歩いているのを見た。
後姿ですぐに分かった。
ご挨拶しようかと思ったけれど、僕は原付に乗っているしで、声なんて掛けられなかった。
あの人を追い越し、僕は事務所に着いて、僅かばかしの興奮状態。
それだけで妙に気合が入った。
意味不明ですみませんが、個人的な奇跡が起きた。
そのもどかしさを上手く伝えられない歯痒さ。
そこから小伝馬町へ行き、和田とラジオ仕事の準備云々かんぬんで終電アワー。
1Q84』おもしろい。