東京で何度目の夜をまたいだのか

昨晩の深夜0時を過ぎる頃、僕は晩飯に沖縄料理を食べ過ぎたせいか床に臥していた。
目が覚めると深夜2時。
気が付くと28歳の誕生日を迎えていた。
そして、気持ちが悪い。
胸がムカムカするので胃薬を飲んだ。


僕の27歳はどうだったんだろう。
真夜中、そんな素朴なことを考えた。
楽しかったといえば楽しかった気がする。
物足りなかったといえば物足りなかった気がする。
偉大なロックミュージシャンたちは27歳で死んだ。
もちろん僕はロックミュージシャンじゃない。
けども、憧れだけがあって「もしや27歳は命を落とすことに・・・」と思わなかったと言えば嘘になる。
命を落とさなかった。
僕は無事に28歳になれた。


先日、草なぎ君がスマスマに復帰した回を見た。彼が謹慎中に家から出ずに一人考えていたこと。そして、それに対する他の4人のメンバー。彼らの話を聞いてて、僕は初めてSMAPを好きになった。5人のそのバランスに感動した。
毎年、僕にもフルタ丸にも色んな変化が訪れる。変化の中で、何をイチバン大切にしたいのか、僕はどうやって生きてる自分を肯定しようか。そんなことばかりを考える。楽しいことも楽しくないことも表出する。そんなのは当たり前。でも、本当に「尊い」と思えることはシンプルであり、そんなことはフルタ丸を結成しようと決めた大学2年生の頃、すでに答えが出ているのだ。



28歳がはじまった。
明日が楽しみで眠れない夜が1日でもたくさんあればいい。
願わくばそうゆうことだ。