『ガイライ魚』の手ごたえ

インタビューなどされたいが、一向にされないので、勝手に答えたい。


来月にフルタ丸が開催する『ガイライ魚』についてである。
これはフルタ丸として12個目の演劇作品となるが、物語を書き終えた時、ようやく僕ら(フルタ丸)がやるべき演劇の何かをコントロールできたかもしれないという手ごたえがあった。
それが僕の錯覚であったのかどうかは、稽古へとゆだねられた。
そう、今、必死こいてやっている稽古は、その手ごたえを大切に大切に確信へと変える錬金術だ。


この公演が終わった時、僕の中で一つの答えが出るはず。
僕らが誰かにとっての金になれるのか、鉄くずのままで終わるのか。
終わってたまるか。