ドラゴンをクエストしていたあの頃

渋谷のヒカリエで、お誘い頂いたドラゴンクエストミュージアムのプレオープンに参加。仕事で現場に携わっているドットフレームの方々やコンセントワークスの鈴木さんや、同じくお客さんとして来ていたインコさんや、色んな人に遭遇。スライムカレーを食べて、あの水色の部分の味を楽しんだ。

これは食べないと分からない。文章で伝えるのもきっと上手くいかない。ミュージアムの中で待っている「一番の体験」は、このカレーだと思った。600円。


ドラクエは、名前という形でキャラクターに自分を投影しながら楽しんだ原体験だった。僕は自分の名前を勇者に付けるタイプの人間だったので尚更だ。目の前の敵を倒しているのは操作する僕であり、動いているのも僕自身なのだという没入感があった。
名シーンの数々がジオラマになっているコーナーがあって、「ドラクエ5」に出て来る結婚相手を選ぶシーンも再現されていた。

恋愛など1ミリもしたことのない時に突きつけられた厳しい命題。これは酷だ、酷過ぎる。全ての少年は激しく心を揺さぶられ、泡を吹いた。僕はそうだった。